出会い系アプリを辞めるとき、退会の手続きをせずにスマホからアプリを削除したら一体どうなるか――。
実際このような出会い系の辞め方をする人はたくさんいますが、この方法では最悪の場合、利用料金が発生し続けてしまうことがあるのをご存知ですか?
今回は、出会い系を退会するときに注意すべき点についてお話しします。
目次
出会い系の一般的な退会方法
出会い系サイトやアプリの退会方法と言えば、退会ページから「退会する」等のボタンを押下して退会を完了させる方法が一般的です。
出会い系によっては退会前に注意事項の確認や、退会理由などのアンケートがある場合もありますね。
ちなみに、退会ページへはマイページにリンクが設置されているのが通常ですが、問い合わせフォームやよくある質問からしか退会ページへ移動できない出会い系もあるので覚えておきましょう。
出会い系を退会するときに注意すべきこと
もし、一時的な理由で出会い系を離れたいと考えているのであれば、退会ではなく中断するほうが良いでしょう。なぜなら、出会い系は一度退会してしまうと取り返しがつかなくなることもあるからです。
次に挙げるのは、出会い系を退会するときに注意すべきことです。退会か中断か、判断材料にして下さい。
データが削除されることがある
1度退会してしまうと、プロフィールの設定、メッセージの履歴、掲示板の書き込みなど、それまで利用してきたデータが全て削除されてしまう出会い系があります。
つまり、再登録しても過去のデータを引き継げないので、ゼロからのスタートということになります。
再登録できないことがある
出会い系の中には、1度退会をしてしまうと再登録ができなくなるものもあります。厳密には、同じ電話番号や同じメールアドレスが使えなくなるということになります。
したがって、一度退会した出会い系を再開したい場合は、新しい電話番号やメールアドレスを用意しなければならないわけです。
余ったポイントの返金はない
ポイント制の出会い系では、事前に購入したポイントが余っている場合でも、退会時に返金対応はしてもらえません。退会した時点ですべてのポイントが抹消されます。
また、定額制の出会い系でも、月割り・日割りでの返金対応はしてもらえません。したがって、半年プランや1年プランなど長期契約している場合は、退会のタイミングによって大損することがあります。
退会せずにアプリを削除するとどうなるか?
では本題です。退会処理をせずにスマホから出会い系アプリを削除だけするとどうなるでしょうか?
アプリからのお知らせ通知は届かなくなりますが、会員情報は出会い系の中に残ったままとなります。したがって、出会い系の中にいる会員からすると、まだ存在する人のように見えるわけです。
知らない人に自分のプロフィールを見続けられていると考えたら少し気持ち悪いですが、気にしない人には特に問題はありません。それよりも、注意すべきは定額制の出会い系を辞めるときです。
なぜなら、スマホの決済システム(Apple ID決済やGoogle Play決済)を利用している場合、きちんと解約手続きをしないと自動課金が継続されてしまう場合があるからです。
Apple IDの自動更新購読のオフにする方法
- 「設定」>「iTunes と App Store」の順にタップ
- 自分のApple ID をタップ
- 「Apple ID を表示」をタップ(サインインが必要な場合があります)
- 「登録」をタップ(「登録」が表示されていない場合は自動更新購読はされていません)
- 自動更新購読をオフにしたいアプリを選択
- 「登録をキャンセルする」をタップして完了
Google Playの定期購入を解約する方法
- GooglePlayストアを起動
- メニュー > アカウント > 定期購入の順にタップ
- 定期購読を解約したいアプリを選択
- 「解約」 をタップして完了
退会できない悪質な出会い系の対処方法
退会する場所がない、また問い合わせても退会方法を教えてくれない出会い系に遭遇した場合、どのように対処をすれば良いでしょうか。
そのような出会い系の大概は、出会い系サイト規正法に違反している業者による運営です。
利用を中止しても迷惑メールが届き続けることがありますが、徹底的に無視することが一番です。必要に応じてフィルタリングなどを利用し迷惑メールを受信しないようにするのも有効です。
また、中には「退会の手続きに数万円必要です」と法外な料金を請求する悪質極まりない出会い系もありますが、そういった場合も徹底的に無視しましょう。
どうしても一人で解決できないよう問題(業者に個人情報を知られている場合など)を抱えてしまった場合は、決して業者側の指示に従うのではなく、警察や弁護士、また然るべき機関に相談しましょう。
まとめ
以上、出会い系を退会するときに注意すべき点について説明させて頂きました。
解約手続きをしないと自動課金が継続されてしまう場合がある点については、ジャンルに限らず定額制であれば全てのアプリで起こり得るので、特に注意しましょう。