悪徳業者から迷惑メールが届いた場合の正しい対処法

今この記事を読んでいるあなたは、もしかしたら届いたばかりの迷惑メールに悩んでいる方かもしれませんね。

身に覚えがない架空請求メール
高額当選したというお金儲けのメール
あなたの友人を装ったなりすましメール

“自分が騙されるはずがない”そう思っていても、いざ受信すると動揺してしまうのが迷惑メール。悪徳業者は、次から次へと手口を変え、よりリアルな内容のメールであなたを騙そうとしてきます。

迷惑メールを受信したときに大切なのは冷静になること。そして、迷惑メールの対処法を知り、落ち着いて行動することです。

迷惑メールの正しい対処法

迷惑メールとは、自分の意思とは関係なく送られてくる広告宣伝メール等のことを言います。

一般的にメールのフィルタリング機能が迷惑メールをブロックしてくれますが、受信箱に迷惑メールが届いてしまうことが稀にあります。そんなときは、迷惑メールかどうかの最終判断はメールを受け取った本人の決定によります。

もし不審なメールを受信したら、送信元をまず確認して迷惑メールかどうか判断しましょう。差出人に見覚えがなかったら、そのメールは迷惑メールである確立は高いと言えます。

また、Yahoo!、Apple、Amazonなどの有名企業や大手銀行を名乗るフィッシング詐欺目的の迷惑メールもあります。送信元のメールアドレスが公式のものかどうか細かくチェックしましょう。

そして、迷惑メールは徹底的に無視するようにしましょう。

迷惑メールを受信しても、返信したり、メール本文に記載されたURL（「配信停止」や「退会希望」なども含む）をクリックしてはいけません。

クリックしてしまうと、詐欺などを目的とした悪質なサイトに飛ばされてしまう可能性があります。また、メールアドレスが悪徳業者に有効だとみなされて、さらに迷惑メールが増えることもあります。

場合によっては、あなたの友人になりすまし「なんで連絡してくれないの？」としつこく返信を迫ってくることもありますが、徹底的に無視しましょう。

そもそも一体なぜ迷惑メールは届くのでしょうか？

ランダムに文字を組み合わせて無差別に迷惑メールを送る方法もありますが、より確実に迷惑メールを送るために、悪徳業者はメールアドレスを購入してそれを利用するケースがほとんどです。

つまり、メールアドレスを収集する別の業者が存在するのです。あなたの、

が収集され、それがメールアドレスリストとして多くの悪徳業者に売却され、様々な迷惑メールが届くようになるわけです。

最近では、ウイルスを持ったスマホアプリが自動的に個人情報を収集するというケースもあります。

迷惑メールを受信しないためには、あなたのメールアドレスが悪徳業者に知られないことが大切です。

したがって、流出の原因となる危険なサイトやアプリは利用しないようにしましょう。

もし利用を悩んでいるサイトやアプリがあれば、ネット上で評判を探したり、レビューを事前に確認しておきましょう。

また、利用規約やプライバシーポリシーをよく確認し、メールアドレスを含む個人情報の扱いについて事前に調べておくことも大切です。

迷惑メールの対処法として、最も初歩的で一般的なのが、フィルタリングの利用です。

フィルタリングは、”迷惑メールフィルター“などと称され、利用することで有害とみなされるメールを自動で排除する役割を果たしてくれます。

フィルタリングは、ドコモ・au・ソフトバンクなどの携帯会社が提供するキャリアメール、プロバイダー(ISP)が提供するWebメール、yahoo!メールやgmailなどのフリーメールなどで利用が可能です。

ほとんどのサービスでフィルタリングの利用は無料となっています。

メールアドレスの変更は、迷惑メールの対処法の最終手段です。

メールアドレスを変更することによって、悪徳業者からの迷惑メールを完全に断ち切ることができます。メールアドレス変更の際は、友人などへの連絡は忘れないよう注意が必要です。

しかし、長い間利用してきたメールアドレスは、なかなか変更できるものではありません。そこで、おすすめなのはメールアドレスを複数作成する方法です。

プライベート用、仕事用、その他用、などメールアドレスを使い分けることによって、迷惑メールを最小限に抑えることができます。