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【実話】出会い系のサクラに騙されて3ヶ月で100万円支払った男性の話

投稿日:2017年10月29日 更新日:

サクラに騙されて支払った金額は5千万円――そんな「悪質な出会い系業者に対し訴訟を起こした男性の事件」が先日ちょっとした話題になりました。

59歳の誕生日までに彼女が欲しい。そんな理由で始めた出会い系を始めた男性でしたが、サイト内で知り合った女性と会う約束をするもドタキャンされてばかり。

「『ズーロア・ドッテイナユ』これを10回伝えて!」

女性からの意味不明な要求にも答える男性・・・3年間でつぎ込んだお金はなんと5千万円。結果的には、裁判所は男性の訴えを認め、出会い系業者に賠償などを命じたということですが・・・

サクラのカモにされる「お宝」ユーザー

この事件を聞いた人の中には、こんなことがあるなんて信じられない、と思う方も多いはずです。ネットの反応も、

「途中で気が付かないヤツが悪い。今時の59とか、こんなもん?」
「どう、突っ込んでよいのやらwww(爆笑)」
「さすがに途中で気が付くよ普通。」

など、冷ややか。まぁそんな嘘のような事件ですが、出会い系業界では決して珍しい話ではありません。(もちろん5千万円という金額は破格ですが)

悪質な出会い系に騙されてしまう人の中に、サクラの現場では「お宝」と呼ばれ、大金をつぎ込む男性ユーザーがごく少数ですが存在するのです。

月100万円を騙された男性の話

前置きが少し長くなってしまいましたが、今回の事件と同じように、サクラに騙されて3ヶ月で100万円を出会い系サイトにつぎ込んでしまった男性の話をしたいと思います。

これは僕が現役のサクラから聞いた実話です。

ターゲットは50歳を過ぎた独身男性

※画像はイメージです

サクラのターゲットになったのは50歳を過ぎた独身男性。

プロフィールには「大人のお付き合いできる女性を探しています」と書かれた自己PR。ゴルフ場で撮影したと思われる男性の写真には、どこかお金に余裕ありげな雰囲気が漂っていた。

“お宝ユーザーか?”

サクラはすぐに男性に目をつけメールを送ることにした。メールの送り主は啓子(43)。もちろん実在しない架空の人物だ。

「私も大人のお付き合いできる方を探していました。良ければお話しませんか?」

すると、5分も経たずに男性からの返信。そして、ここから二人の関係は深まっていくことになる。もっとも、ネットの中だけの関係だが・・・

高額過ぎるポイント料金

男性が利用したのはポイント制の出会い系だった。ポイントを事前に購入し、メールを送ったり画像を見る度にポイントを消費する仕組みだ。

1ポイント(pt)は10円。メールを1通送るのに必要とするのは20pt、つまり200円もかかることになる。ちなみに、メールを受け取るのは無料だ。

“折角のチャンスを逃してはいけない”

もしかしたら男性はそんなことを考えていたのかもしれない。啓子からはお構い無しに飛んでくるメールに男性は応え続けた。他愛のないメールのやりとりが、それまで孤独だった男性の心を満たしていったとも考えられる。

男性が初日に購入した3,000ptはその日のうちになくなった。

サクラ演じる女性にのめり込む男性

次第に男性は啓子に会いたいと思うようになる。やりとりを続けていれば当然の流れだ。

啓子はサクラが演じている架空の女性。当然待ち合わせなんて出来るはずがない。ところが、男性が受け取ったのメールにはこう書いてあった。

「嬉しい。私も会いたいと思っていた」

指定された約束の日取りは1週間以上も先だが、これ以上ない啓子の言葉に舞い上がる男性。それがサクラによる会話を引き伸ばすための手段だとも知らずに・・・

そして、ますます啓子にのめり込む男性。疑う気持ちなんて全く無い。男性は啓子に会える日がただただ待ち遠しかった。

「会うまで不安なのでもっと色々知りたい」

会う約束をしてからは、二人の会話はより多くなった。それと同時に男性が費やしたお金も増えていったのは言うまでもない。

待ち合わせはいつもドタキャン

※画像はイメージです

そして遂に迎えた約束の日の朝。男性は啓子から1通のメールを受信することになる。

「ペットが病気になってしまい病院に連れて行くから今日は会えない」

楽しみにしていた分、男性の落胆は大きかった。しかし無理は言えない。男性は再度会う約束を取り付け、その日は啓子の申し出を承諾することにした。

「急な仕事が入った」

前回の約束からさらに1週間以上が過ぎていた。

今回、啓子からドタキャンの連絡が入ったのは待ち合わせ15分前。男性は待ち合わせ場所にいた。「仕事が終わるまで待っているから」と伝えても「仕事に集中できなくなる」と断られた。

待ち合わせをしてはドタキャンされる・・・結局、男性と啓子のこんなやりとりは数回続いたのだった。

そして、新たな女性の登場・・・

会えない日々が続くと、男性は啓子に対し不信感を持つようになった。口調も荒々しくなり「もう連絡をするのはやめる」と啓子にメールを送ったこともあった。

そんなある日、サイト内の別の女性から男性に1通のメールが届く。

「年上の男性が好みなんです。お酒を飲んだり一緒に楽しみません?」

メールの送り主は玲子(32歳)。男性のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、馴れ馴れしくもどこか憎めないタイプの女性だ。男性は玲子に次第に惹かれるようになる。

もうお気付きかと思うが、この玲子もサクラが演じる女性。悪質な出会い系では、このように頃合を見計らっては新しい女性をお宝ユーザーの男性にぶつけることがよくあるのだ。

後はお決まりのパターン。

男性は玲子とメールを続けるためにポイントを購入する日々。もちろん二人が会う日は永遠に来ない。結局は啓子とのメールもやめることはできず、男性が3ヶ月で支払った金額は100万円にも達した・・・。

サクラに騙されて大金を支払う男性像

以上が、出会い系のサクラに騙されて3ヶ月で100万円支払った男性の話です。ちなみにその後、男性がどうなったかは僕は聞いていません・・・

ところで、冒頭でお話した5千万円の男性、そして3ヶ月で100万円の男性、二人には共通点があるのをお気付きでしょうか?それは以下の3点です。

  • 独身で孤独であること
  • 50歳を過ぎた年齢であること
  • 経済的に余裕があること

言い換えると、上記全てに該当する男性は、悪質な出会い系のサクラに狙われやすい傾向があるということにもなります。

「自分は騙されることなんてないから大丈夫」

これから出会い系を利用しようと考えている中高年の方は、決してそのように思わず、細心の注意を払って出会い系サイトやアプリを利用して下さい。中高年の方の出会い系の利用については、下記の記事も参考にして頂けたら幸いです。

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