今回発表されたのは、月間データ容量20GBで月額3980円(税別)の新料金プラン「スマホプランV」(提供開始は2021年2月以降)
docomo、au、SoftBankの3大キャリアと契約している方は、UQ mobileへの乗り換えによって毎月5,000円以上料金が安くなるケースもありそうです(実際に筆者の場合はそうなる)
新規登録できないマッチングアプリがある
まず最初の注意点は、データSIMでは新規登録できないマッチングアプリがあるという点です。
データSIMとは、インターネットを利用する為のデータ通信専用のSIMのことです。データSIMは低価格で利用できる一方、電話番号が付属していません。
LINEやその他アプリを利用して音声通話をすることは可能ですが、マッチングアプリによっては新規登録の際に電話番号認証を必要とするため、セキュリティ上の観点から電話番号のないSIMでは新規登録できない仕組みになっています。
050の番号も同様の利用で新規登録できません。UQ mobileを利用する場合は、必ず電話番号付きのSIMカードを契約しましょう。
データやポイントを引き継げない場合がある
続いては、現在利用しているマッチングアプリをUQ mobileで利用したい人への注意点です。下記に該当する場合、マッチングアプリのデータや残ポイントを引き継げないことがあります。
- 電話番号が変わる場合
- スマホのOSが変わる場合
1.電話番号が変わる場合
マッチングアプリのログインに電話番号を利用している場合、電話番号が変わると認証ができなくなるため、データや残ポイントを引き継げません。
したがって事前に、UQ mobileへ変更しても利用可能なメールアドレスでログインできる状態にしておく必要があります。
このとき、キャリアメール(docomo, au, SoftBankなど)で設定しないように注意してださい。なぜならUQ mobileへ乗り換えた場合、それらのメールアドレスは継続利用できなくなるためです。
Facebookアカウントをログインに利用している場合は問題ありません。
2.スマホのOSが変わる場合
スマホのOSが変わる場合とは、UQ mobileへ乗り換えた際に
・iPhoneからAndroidへの変更
・AndroidからiPhoneへの変更
上記のような変更が伴う場合です。
例えば、Appleの決済でポイントを購入していた場合、iPhone以外でのポイント使用ができない仕組みとなっているとなっていたりする場合があります。
これらはマッチングアプリによって異なりますが、スマホのOSが変わる場合は、ポイントを全て消化してからUQ mobileへ乗り換えることをおすすめします。
LINEのID検索ができない
格安SIMで多い悩みと言えば、LINEのID検索ができない点です。
格安SIMでは年齢確認を行うことができない為、LINEのID検索ができない仕様となっています(18歳未満のユーザー保護を目的としています)
せっかくマッチングアプリで仲良くなった相手とLINE交換できないなんて残念ですよね。けれど安心してください。QRコードのURLを送れば問題はありません。方法は以下の通りです。
iPhone版LINEの場合:
1.友だち追加 ⇒ QRコードをタップ
2.マイQRコードをタップ
3.自分のQRコードが表示されたら、その下真ん中の共有ボタンをタップ
4.他のアプリ ⇒ コピーをタップ
5.友だち追加用のURLが含まれているので、メールなどにペーストして相手に送ってください
Android版LINEの場合:
1.友だち追加 ⇒ 招待をタップ
2.招待方法画面でSMSをタップ
3.メッセージ送信相手を適当に選択
4.招待をタップするとメッセージが自動生成され、友だち追加用URLが表示されます
5.URL部分だけをコピーし、メールなどにペーストして相手に送ってください
5G通信の対応は未定
UQ mobileは5Gに対応していません(2020年10月時点での情報)
一方で、通信エリアは親会社であるKDDIと同じ範囲なので、郊外や地方でも問題なく繋がります。
また、格安SIMと聞くと通信速度が遅いというイメージを持つ人もいますが、実際はそんなことはないようです。場所によっては、本家のauを超える場合もあるそうです。
まとめ
今後、利用者がさらに増加することが予想される格安SIMサービス。
UQ mobileに乗り換えて、浮いたお金をマッチングアプリでの費用や、デート代に回すのもありですね。また、2台目のスマホとして持ち歩くのも良いかもしれませんね。
格安SIMサービスを上手く活用して、楽しいマッチングライフをお過ごしください。