「文字化けして見えない」と言われ、メールアドレスやLINEなどの連絡先交換ができない。
もし、あなたが今そんな状況ならば、今すぐその出会い系サイトやチャットアプリの利用を止めた方が良いでしょう。
なぜなら、あなたが連絡先を交換しようとしている相手はサクラである可能性が非常に高いからです。
目次
連絡先の交換に関する予備知識
連絡先の交換ができる出会い系とできない出会い系
まず前提として、連絡先の交換は出会い系サイト規制法を守っている出会い系でないとできない、ということを覚えておきましょう(※)
それは、チャットアプリやマッチングアプリ等、出会いに関連するコンテンツを有するサービス全てに該当します。
したがって、出会い系サイト規制法を守っていないにも関らず、連絡先の交換ができてしまうサービスは法律違反ということになります。
※出会い系サイト規制法を守っている出会い系でも、利用者の年齢確認ができていない場合は安全面の理由からメッセージが文字化けすることもあります。
文字化けはサクラの都合の良い逃げ道
相手がサクラの場合、連絡先の交換には当然応じようとしません。しかし、男性から連絡先を聞かれ
「教えてたくありません」
などと粗末な態度をとるサクラはいません。なぜなら、サクラはサイト(アプリ)内で会話を続けて男性に課金させる事を目的としており、男性の興味を惹く必要があるからです。
そこで、都合の良い逃げ道として使われるのが文字化けです。
「連絡先の交換をしたいけど、文字化けして見えない」
そう言われると "この女性は自分に気があるに違いない" と考えてしまうのが男性の心理。こうした思わせぶりな態度で男性を騙し、ズルズルと会話を続けながら課金させていくのがサクラの作戦というわけです。
「課金をすれば文字化け解除」は詐欺
たまに、文字化けの解除に料金がかかる出会い系がありますが、大手が運営する安全なサービスでは、このようなシステムは一切採用していません。特に数万円を超える高額な料金を請求してくるような出会い系は極めて悪質だと言えます。
高額な解除料金を支払っても、実際には使われていないメールアドレスやLINEアカウントを教えられるか、もしくは数回程度のやり取りで音信不通になるのが関の山です。
このように「課金をすれば文字化け解除」は悪質な出会い系による詐欺である可能性が非常に高いと言えます。
文字化けで連絡先の交換ができない場合の手順
手順① 出会い系サイト規制法を守っているかの確認
相手の女性から送られてきたLINEのIDが「*****」というように文字化けしていても決して焦ってはいけません。
ここで大切な事は、文字化けを解除しようとするのではなく、まずは利用中の出会い系が連絡先の交換が可能かどうかの確認です。先に説明した通り、
連絡先の交換が可能な出会い系 = 出会い系サイト規制法を守っている出会い系
ですので、出会い系サイト規制法を守っていない出会い系は危険なので今すぐ利用を中止しましょう。出会い系サイト規制法を守っているかどうかの確認方法は、
- 年齢確認を実施しているか
- インターネット異性紹介事業の届出があるか
以上の2点です。2については、インターネット異性紹介事業の受理番号がサイト(アプリ)内に記載されている事が多いので確認してみましょう。
手順② 利用規約の内容を確認
出会い系サイト規制法を守っている出会い系であるにも関わらず、文字化けをしてしまう場合は、利用規約を確認してみましょう。
もし「禁止事項」に連絡先の交換が含まれている場合は、連絡先の交換は諦めた方が良いと言えます。
また、利用規約には「当アプリは異性紹介事業ではありません」と書いてありながら、「目的別に会える」「大人の出会い」などのキャッチコピーを用いている出会い系がよくありますが、これは悪徳業者が良く使うパターンなので注意して下さい。
手順③ 運営への問い合わせ
出会い系サイト規制法を守っているし、利用規約も問題ない。それにも関わらず文字化けしてしまう場合、運営に問い合わせをするのも一つの方法です。
「年齢確認が済んでいない」等の正当な理由であれば指示に従いましょう。もし「文字化け解除に別途料金がかかる」や「ポイント購入実績が必要」等の不当な理由であれば、それは悪質な出会い系なので今すぐ利用を中止しましょう。
あなたがどれだけ連絡先を交換したくても、焦って料金を支払ってはいけません。もし相手がサクラの場合、お金の無駄遣いになってしまいます。
文字化けしても絶対にやってはいけない行為
連絡先をひらがなで書いて伝える
自分の連絡先を相手に何とか伝えようと、メールアドレスやLINEのアカウントをひらがなで書いて送ろうとする人がいます。
例えば、1234をいちにーさんよん、@をあっとまーく、auをえーゆー、等々・・・。しかし、相手の女性がサクラであれば、
と言われてしまうのがオチ。お金も時間も無駄になるので、連絡先をひらがなで送るのは絶対にやめましょう。
連絡先を別の単語を使って伝える
また、連絡先を別の単語に言い換えて伝えようと試みる人もいます。
例えば、abcを「アップルのエー、ビールのビー、カップのシー」のように文章で送ることで、文字化けを防ごうとするわけです。一見上手く考えられたこの方法も、相手の女性がサクラであれば、
などと、はぐらかれてしまうでしょう。
連絡先を写真で送って伝える
それならばと、連絡先を書いたメモを写真で送ればいいじゃないか、と思う人もいます。
しかし、それさえも出会い系のサクラは、
などと難癖をつけて、結局は連絡先の交換は出来ず仕舞いに終わるでしょう。
まとめ
もし出会い系で知り合った相手がサクラだったら、連絡先を交換しようといくら頑張っても全ては徒労に終わってしまいます。
その上、悪質な出会い系でむやみやたらに連絡先を教えてしまうと悪用される危険性もあるので注意が必要です。
連絡先の交換が文字化けしてできない場合は、まず利用中の出会い系が、出会い系規制法を守っている安全な出会い系かどうかを確認することが大切です。