とある金曜日の夜―――。
男A「飯でも食べに行こうぜ」
男B「おう。でも男二人だとなんか虚しくない?」
男A「だなぁ・・・でも今から誘える女の子いないし・・・」
男B「かと言ってキャバクラに行くのもなんか違うし・・・」
2人「はぁ・・・(ため息)」
男性なら1度は経験あるであろうこんなシチュエーション・・・それを打破してくれそうなサービスが最近リリースされたので調べてみました。
GuruMate (グルメイト)とは?
グルメ仲間と相席しよう
「GuruMate (グルメイト) 」は、”グルメ仲間と相席しよう”をコンセプトとした、いわば相席相手を探せるマッチングサービスです。
例えば、冒頭のようなシチュエーションでは、サイト内で相席相手を募集をしている女性側と条件があえばマッチング成立というわけです。マッチングした男女は直接飲食店での待ち合わせとなります。
男性側から「1万円分ご馳走するので一緒に食事しませんか?」と募集することもできるそうです。
男性側の奢りが基本!?
もちろん男性も女性に「ご馳走してください」と募集することもできますが、すごいイケメンとか、ちょっとした有名人とかじゃない限り、マッチングは無理そうです。
本家の相席屋も女性は無料、男性は有料(しかもちょっとお高め)ですしね。男性側の奢りが基本だと考えたほうが良さそうです。
飲食店は決まっている
マッチングした相手と利用できる飲食店は予め決められた中から選ぶことになっています。つまり、
「じゃあ駅近の居酒屋で待ち合わせね!」
みたいなことは出来ないというわけです。これは、システム決済や、お店側のオペレーションの都合が関係していると思われます。
「GuruMate (グルメイト) 」で利用できる飲食店は渋谷区、港区を中心に22店舗となっています(2017年8月現在)
GuruMate (グルメイト)の利用方法
登録方法
新規登録ページから、SNSアカウント(FacebookかGoogle)もしくはメールアドレスで会員登録することができます。プロフィール情報の編集項目は以下の通りです。
プロフィール写真 / 性別 / ニックネーム / 性別 / 都道府県 / 自己紹介 / 好みの料理
ちなみに、プロフィール写真の登録は必須のようです。予め準備しておきましょう。
利用料金
男女ともに会員登録は無料で、月額費などは一切かかりません。
ただし、マッチング成立時に、飲食代の30%をシステム料として支払わなければならないケースがあるようです。
例えば「8,000円のイタリアンをご馳走してください」という相席募集があったとします。この募集に参加する場合、飲食代の8,000円とシステム料の2,400円で合計10,400円が必要となります。
支払いは事前にカード決済するため、ご馳走する側は自分の飲食代のみをお店で支払えば良いとのことです。ただし、設定した飲食代が実際の代金を下回った場合でも、お釣りをもらえたり、ご馳走する側の飲食代に適用できないとのことなので注意が必要です。
利用方法
「GuruMate (グルメイト) 」のメインコンテンツは「相席」「お店」「グルメイト」の3つです。
「相席」は、相席相手を募集している人を探すときに利用します。今すぐ一緒に食事へ行ける相手を探したり、暇な日に一緒に食事へ行ける相手を探すときに使えそうです。
「お店」は、相席相手を募集したいときに利用します。「このお店行ってみたいけど一人じゃちょっと・・・」というときにも使えそうです。
「グルメイト」は、会員一覧です。相席募集をしていない人にもアプローチをかけられるようです。
まとめ
「GuruMate (グルメイト) 」は、出会い系サイトやアプリのように、マッチング前に細かく相手のことを知れたり、綿密なやりとりができるサービスではありません。
したがって、恋人探しや結婚相手探しに利用するというよりは、「一緒に盛り上がりたい」「一緒に食事を楽しみたい」という方に向いているサービスです。
また、システム料の30%を考慮すると、合計の飲食代は決して安くはありません。ご馳走する飲食代を安く設定することも可能ですが、比例してマッチングの確立も低くなることが予想できます。
初対面の相手に対して支払う料金としては、人によっては障壁が高いサービスなのかもしれませんね(まぁそれが相席屋なのかもしれませんが)
個人的には、食やライフスタイルに意識が高い人向けのサービスというのが全体的な印象です。飲食店も厳選されていますが、首都圏のみなのが残念な点です。
まだリリースして間もないという理由もあると思いますが、全国展開も含めで今後どこまで需要を拡大できるかに期待です。
GuruMate (グルメイト) – グルメ仲間と相席しよう!
手がけるのは「株式会社クロノス」で、ドメイン事業などでお馴染みの「GMOインターネット株式会社」のグループ企業にあたる会社なので信頼性はありそうです。